岸釣りインテリジェンス

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一度にモクズガニ40匹を獲るカニ籠改造法

カサゴなどの根魚を食べる場合、釣り上げて2日以内には調理しないと、どんどん身が悪くなって行ってしまいます。私は刺身が好きなので、刺身が食べたくなる度に釣り場にお出ているわけですが、
 
釣った魚を生かしておけば、釣りに行けない日でも美味い刺身が食べれるよな?
 
ということで、生簀代わりとなるタンクを購入、自宅に設置してみました(笑)
 
(200リットルタンク!)
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(中の様子)
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200リットルのタンク、この中に180センチ水槽用のポンプを入れれば、軽く数十匹の魚を生かしておくことができます。
 
現在設置から1週間が経過しましたが、今の所魚達はめちゃくちゃ元気、まだ1匹も死んでいません。海水を汲んできてブクを入れてるだけなんですけどね、こんな設備でも十分生簀の役割を果たせるみたいです!
 
今後様々な魚を入れていこうと思っているので、この生簀タンクの経過もお楽しみに!
 
 
本題、モクズガニについて
 
本題行きましょう。

釣り人という生き物は、実は釣りだけでなく生き物を獲る活動全般が好きな人が多いです。もちろん私もその内の一人であり、魚だけでなく昆虫、エビ、カニなど、一年を通して様々な生き物ハンティングに出かけています。
 
今回は、その中でも比較的『釣り物?』に近いモクズガニの裏技的捕獲法をご紹介します。しかも、今回紹介するのは普通の人がとてもやらないであろうカニ籠の裏改造法、通常のカニ籠と比べ、カニの捕獲量を数倍にする事ができます(笑)

以下の写真は昨日の釣果です。改造したカニ籠一つで44匹のモクズガニが獲れました。

(籠一回分の釣果!)
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モクズガニは塩茹でや佃煮の具材としてもとても美味しいターゲットですよね。神奈川県でも沢山獲れるカニなので、皆さんも今回紹介する仕掛けを是非お試しあれ! 
 
(自家製モクズガニの佃煮)
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仕掛けの話
 
ではさっそく仕掛けの話。モクズガニ獲りといえば、思い浮かぶカニ籠はやはりコレでしょう。

カニマンション)
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様々な仕掛けを試しましましたが、確かにこのカニ籠が1番効率よくカニを捕獲することができます。さらに、この定番仕掛けにちょっとした工夫を凝らすことで、捕獲量をドカンとアップさせます。
 
 
カニ籠インテリジェンス1
入り口を増やせ!
 
以前『カニ籠にカニが入る瞬間を目撃したい!』と仕掛けた籠をずっと見張っていたことがあります。その時気付いたのが、

多くのカニが、入り口を探し当てることが出来ていない。

という事です。
 
私たちが仕掛けた籠にどれだけ大量にカニが掛かっていたとしても、実はその何倍もの量の個体が籠の中に入れず脱落しています。

私が観察した限り、大体籠の入り口を見つけ出せるのはカニ4匹当たりに1匹くらいの割合です。残りのカニ達は、籠の外から頑張って餌を引っ張るか、もしくは諦めて去って行ってしまいます。
 
籠の中に入れないカニのほとんどが、籠の天井部分によじ登り、外から餌を取ろうとしていました。
 
つまり、カニ籠の上側にも入り口を作ってやれば、カニの捕獲量は格段にアップする!
 
(上部に入り口を追加しましょう)
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(切ったペットボトルが刺さっています)
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ちょっと見づらいですが、市販されているかに籠の上部にカットしたペットボトルを突き刺しています。籠の上からストンと中に入る事が出来ますが、中から外へ出て行く難易度は非常に高い。

入り口の作り方としては、ペットボトルの口の部分に切り目を入れて、
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籠の天井に突きさせば完成です。

(2つ刺し完成品)
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このように上部にも入り口を作ってやれば、籠の上から餌を狙うカニ達も、スムーズに籠に誘導する事が出来ます。見ての通り作り方は非常にシンプルですので、ぜひ改造に挑戦してみてください!
 
カニ籠インテリジェンス2
餌の効力を倍増

更にもう一つ、カニ籠に工夫を加えます。

カニ籠を仕掛けると解るのですが、カニたちが籠に仕掛けられた餌を食べるスピードは、本当に凄まじいものがあります。魚1〜2匹程度なら数時間も経たないうちにミイラ状態です(笑)

それゆえ、夕暮れ前に籠を仕掛けると、翌日まで餌が持たないという事態が頻発します。せっかく好ポイントに仕掛けても、数時間で餌が空になってはカニは増えません。

以下のグラフのように、餌をしっかり詰めたつもりでも、数時間後には空箱を仕掛けている状態に陥ってしまうことが非常に多い。

<時間と餌の量の関係>
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カニが調子よく入れば入るほど、餌がなくなるスピードは加速します。そんな好調時に、餌切れで入るカニが減ってしまうのは非常にもったいない。

たくさんのカニが入っても餌切れを起こさないためには、‘‘餌の減りを遅くする工夫’’が必要です。

 
食べ易さが異なる
2つの餌袋を使う 

餌の減りを遅くする方法の一つに、『食べ辛い餌袋を使う』というものがあります。例えば、金属製のケースに餌を入れると言った工夫です。

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画像にあるのは、ステンレス製のコマセカゴ。これを餌袋として使用すれば、餌の減りをスピードダウンさせることができます。

しかし、単にこれを使うだけでは、‘‘餌の破壊によって散る匂いも半減’’というマイナスも生まれてしまいます。カニたちが餌を破壊することによって、巻き餌効果もあるからです。

・餌を長持ちさせたい。
・餌の破壊も沢山してほしい。


この二つを両立させるには、通常の餌袋と、金属カゴの両方をカニ籠の中に設置する必要があります。

餌の減りが早い通常の餌入れネット、そして餌を食べ辛い金属カゴ、を組み合わせることで、餌の減りに関するグラフが以下のようになります。

<時間と餌の量の関係〜金属カゴ付き版〜>
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このグラフのような状態を作ることができれば、カニ達が自分から活動をやめない限り(夜明けまで)、カニ籠にカニが入り続ける状況を作ることができます。

私はこの方法で、先ほど貼り付けた写真の釣果を得る事ができました(最高記録!)。44匹も入ると、『川から上がらないんじゃないか?』というほどの重さです(笑) 

(最高記録だからもう一度!)
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特に、多少濁りが入った日ならとてつもない漁のカニが入るので(笑) 是非皆さんもお試しあれ!