岸釣りインテリジェンス

増えすぎた情報と道具の森に迷い込んだ現代の釣り。今一度本質に立ち戻り身軽になれば、釣りの本当の楽しみ方が見えてくる。

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アイゴ(バリ)の刺身は普通に美味いですよ

先日、熱海の磯場でメジナ釣りをしていたのですが、今回はメジナの活性が低く、代わりに沢山のアイゴ(バリ)が釣れました(笑)

熱海港の防波堤や、熱海海釣り施設など、アイゴは熱海でも頻繁に目にする魚ですが、アイゴを釣り上げた多くの釣り師は『アイゴか〜』とすぐに海にかえしています。

もったいない!

アイゴはその臭いからから『食えない』という認識が強いわけですが、実際に臭いのは表面の皮と内臓だけ。

皮の臭いは火を通せば消えますし、刺身で食べるなら全く関係ありません。それどころか、アイゴの刺身は釣り物の中でも上位の味です。

(熱海の磯で釣り上げたアイゴ(バリ))f:id:ryotadohi:20171215004116j:plain

要は処理が面倒なだけ。アイゴの刺身、味は抜群!

アイゴが『食えない』という印象を持たれているのは、毒針や臭いの処理の手間がかかるからであり、味自体がまずいからじゃありません。

臭い関しては時折外道で釣れてくる『ボラ』も同じ、汚い水質でも生きられるボラは、汚い河川、海でも生息しているために『臭い』という印象を持たれています。しかし汚い水質で育った魚はボラに限らずみんな臭いわけで(笑)綺麗な場所で取れたボラは刺身でもとても美味いです。

アイゴに話を戻すと、毒針をハサミで切断して安全を確保し、表面の滑り、内臓が身に当たらないように捌いていけば、絶品の刺身を取り出す事ができます。

(アイゴの刺身)f:id:ryotadohi:20171215004118j:plain

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『これまでこの味を逃していたのか!??』と後悔しますよ(笑)

皆さんもアイゴが釣れた際には『食えん!』と諦めず、是非試食にトライしてみてください。特にアイゴの刺身、めちゃ美味いですから。