岸釣りインテリジェンス

増えすぎた情報と道具の森に迷い込んだ現代の釣り。今一度本質に立ち戻り身軽になれば、釣りの本当の楽しみ方が見えてくる。

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熱海港海釣り施設でカワハギ、ワカシ、ソウダガツオなど。

前回の夜釣りから夜が明け、いよいよ本番の朝、海釣り施設に入ります。(施設の開園は午前6時から)

ここで狙うのはいつも通り、やはりイナダやカマス、ソウダガツオといった青物類。入園後すぐにジグサビキ仕掛けを組み投げ込みます。

数投目、いきなり『ガツンッ!』という大きなアタリ!上がって来たのはなかなかのサイズのソウダガツオ。まだ始まって5分足らず、幸先の良い出だしです。

即座に血抜きをして再び釣り始めます。が、この一匹を境にピタリとアタリが止まる。どうやらさっきのは小型の群れだった様で、血抜きをしている間に周囲の釣り人(カゴ釣り)にもアタリが無くなってしまいました。

『血抜きを後にすればよかったな、、、』と後悔しても遅いので、サビキを少し小さめにしてイワシ、アジ等の小型魚にも対応できる様仕掛けに幅を持たせることに。

魚が少ない時、誰にでもできる工夫の一つに、対応魚種の幅が広い仕掛けを使用する。というものがあります。特に、回遊魚をターゲットとする場合、そこに今魚が居るか居ないかの是非がわかりやすい。周囲の釣り師にもアタリが無い場合、粘ってもこちらの釣れる可能性は高くはありません。

そんな時は、対応できる魚種の多い仕掛けに変えることで、本命と並行して嬉しい外道も一緒に狙うことができます。

使ったのはダイソーの100円サビキ

アジ、イワシを同時並行して狙うべくチョイスしたのはダイソーで扱っている100円サビキ。

(画像は引用です)f:id:ryotadohi:20170924112113j:plain

引用した画像はハリスが1号となっていますが、今回使ったのは1.5号のハリス。1.5号あればソウダやワカシなどがヒットしてもタモがあれば取り込みができます。(さすがに抜き上げは難しい)

ダイソーサビキを装着したジグサビキでアジ、イワシ、ワカシ、イナダ、ソウダ、カマス等の回遊をひたすら待ちます。これだけ幅広い魚種に対応できれば、何かしらの群れの回遊はあるはず!

そんな感じで、ノーヒットが30分ほど続きましたが、ようやくジグサビキに何かがヒット!鋭く小刻みなこの引きからして、、、、、

やはりカマスでした。

まだまだ大型ではありませんが、今年はカマスが多いみたいです。後1〜2ヶ月もすれば大型カマスの入れ食いが楽しめるかもしれません。カマスに限らず、青物は皆成長が早いですからね。

この群れの回遊では小型カマスを6匹ほどキープ、群れのサイズが小型だったためすぐにどこかへ行ってしまいました。また30分もアタリが無かったら微妙なので(笑)とりあえずジグサビキ仕掛けは横に置いておき、持参したアサリ餌で足元を泳いでいる『カワハギ』に狙いを変更することに。

餌釣りの部

釣り方はいたってシンプル、足元にアサリをつけた同付き仕掛けを落とし込んでいくだけ。20秒ほど待ってアタリがなければまた歩くといった作業を繰り返します。下に魚切れば食ってくるので、感覚はテトラの穴釣りと似ているかも。

落とし込み始めて数ヶ所目、小さなアタリが上がってきたのは、、、、

(ハコフグ)

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『お前かーい』という一言と同時に海へリリース(笑)全く引きが無かったのでこ『いつかな?』という予感はしていたんですが、まぁ気を取り直していきましょう。

次に上がってきたのはデカカワハギ!

おお!ようやくまともな魚が釣れてくれた!しかもかなりでかいです。こいつはうまそうお持ち帰り決定!

(カワハギ)f:id:ryotadohi:20170924114251j:plain

さらにこの後シマダイを追釣して、今回は竿納となりました。 

今回はなかなか渋かったので、夜からいろいろ釣り方を変えての対応。あれやこれやと試行錯誤した甲斐あって、終わってみればそこそこの釣果。

(ソウダガツオ、カサゴ、オコゼカワハギ、カマス、シマダイ)f:id:ryotadohi:20170924114624j:plain

今回の主役はなんといってもこのデカカワハギ!肝もなかなか詰まっていて美味しい夕飯となりました。

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(カワハギの肝)f:id:ryotadohi:20170924114747j:plain

(オコゼの刺身)f:id:ryotadohi:20170924114840j:plain


そんな感じで熱海海釣り施設での釣りは終了!次回は何を釣りに行こうかな。