岸釣りインテリジェンス

増えすぎた情報と道具の森に迷い込んだ現代の釣り。今一度本質に立ち戻り身軽になれば、釣りの本当の楽しみ方が見えてくる。

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熱海港。かなり良い釣り場だったのでポイントや魚種について纏めておきます。

前の記事で書いた熱海港、色々歩いて調査をしたのですが、ここは安全な釣り場なのにもかかわらずかなり魚影が濃いです。もう少し調査に通ってみたいという考えもあるのですが、とりあえずここまでわかっていることを纏めてみようと思います。

(熱海港無料防波堤の様子)f:id:ryotadohi:20170913141557j:plain



魚影がめちゃくちゃ見える 

今回私が行った釣りは投げサビキによる餌無しの釣りでしたが、コマセを撒いてサビキ釣りをやっている方を覗き込むと、足元にコマセを撒いた瞬間にシマダイ、カワハギ、ネンブツダイがウヨウヨ寄ってきて餌をついばんでいました。

恐らくコマセが底に着く前に全て食べられている。そんな勢いです。

水面にこれだけの魚がストックされているのですから、目に見えないだけで底物も沢山いるでしょう。ただ、以前の記事でも書いた様に、底物ほど魚の移動量が少なくなるため、魚の入れ替わりも少なくなります。人気防波堤という事も考慮すると、この場所では中層以上の魚を狙うのが効率が良いでしょう。

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イナダ、カツオ、アジ、サバ、カマスについて

イナダをはじめとする青物は、水深もあるためか非常に回遊が多いです。話によると、一年中何かしらの回遊魚が入ってくるので、サビキやカゴ釣りは常に楽しめるとの事。ただ、防波堤の内側は、回遊がある日と無い日があるらしいので、釣り始める前に周囲の釣り人の釣果をチェックする必要があるでしょう。

防波堤の外側はテトラになっていますが、地元の釣具屋のおじさんによると、入っても注意される事は無いそうです。(原則的にはダメな可能性あり笑)なので、地元の方はみんな外側のテトラ側で青物を狙うとの事。

朝はイナダ、昼はソウダガツオ、夕方以降はアジ、サバ、カマスの魚影が濃くなるとの事。カマスは夜にキビナゴをつけて浮き釣りをすると大型のがかかる。

(近くの釣具屋のおじさんが見せてくれた写真)

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底物はマゴチ、キス、でもやはり中層系が熱い

釣りをしていた方たちに聞き込みを行ったところ、底物系は皆さん口々に『マゴチ』の名前を出していました。身餌やルアーでそこを攻めると、なかなかの確率でマゴチが食ってくるとの事。特に夕まずめがベストタイムだそうです。(私はまだ狙った事がありませんが)

しかし、熱海港は人気釣り場という事もあり、確率で選ぶならやはり中層以上の魚です。先ほど説明したカツオ、イナダ等の青物もそうですが、メジナ、真鯛、石鯛などの中層系も熱いです。

これらのターゲットはカゴ釣りで青物と同時並行に狙う事ができるので(少しタナを下げるが)私の様な『美味しい魚ならなんでも歓迎!』というタイプの釣り人ならカゴ釣りで決まりです。私のブログを読んでくれている方は神奈川の釣り人が多いので、せっかく熱海まで遠征するなら美味しい魚を沢山持ってか入りたいですしね(笑)

配備された設備

また、熱海港は大きな駐車場もあり、アクセスが非常に良い釣り場です。駐車場の料金は1日500円(大型で1000円)と都心では考えられ無いくらいに安い!しかも、駐車場のすぐ真横の防波堤で釣りができるので、わざわざ先にある有料釣り場に入る必要もありません。

広い防波堤には手すりが設置されている場所もあり、家族連れや初心者の方でも安心して楽しめる釣り場です。神奈川から1時間程度で行けるという事もあり、『次の休みはちょい遠征しようかな?』という方は、ぜひこの熱海港の釣りに挑戦してみてはいかがでしょうか。

以上、今回は熱海港の釣り場レポートを書いてみました。