熱海の磯でメジナ釣り。結構釣れました!
先日、釣り仲間の原田隊長から『今度メジナ釣りいきません??』とのオファーを受け、私自身初となる‘‘メジナ釣り’’に出かけてきました。
『まぁ磯ならどこでもいるだろう』と、とりあえず最近のホーム、熱海上多賀周辺の磯に降り立ちます。
今回はかなり風が強かったのですが、このエリアは風が強い日でも比較的釣りやすい地形になっており、今回もうまく風を避け釣りをすることができました。
( 水質も超クリア)
私はメジナの仕掛けを持っていないので、原田隊長からウキや針やら一式を借り釣りをスタート。見よう見まねでまずは仕掛けを海に投入します。
すぐにウキが消し込み、小さなメジナがヒット!小型とはいえ嬉しい一匹、期待が膨らみます。
続いて上がってきたのはイスズミ。キープしようか迷いましたが今回は実験がてら食べてみることに。(美味くありませんでした)
コマセを巻くとメジナが群れをなしてやってくるのが見えます。熱海の磯は餌取りも少なく、魚がかかれば7割以上の確率で本命のメジナです。他の場所でやってないのでわかりませんが、熱海の上多賀はかなり良いポイントなのでは??
その後もメジナをいくつか追釣し、トータルで6匹の釣果となりました。初の挑戦で6匹なら十分合格点でしょう!冬のメジナは味も抜群なので、今後はメジナ釣りの道具もケースに忍ばしておこうと思います。
(本日の釣果)
道具が高いイメージがあるが
メジナ釣りは竿やウキなど、その専用の道具たちに高額な印象がありますが、今回の私のタックルは2.5メートルほどのシーバスロッドに、300円のウキ、市販のメジナ針のみ。
もちろん、こだわれば高価な道具を揃えた方が有利にはなると思いますが、10〜20匹程度までであれば、その辺に売っている2メートルくらいのバスロッドでも十分狙えると思います。
『私は安い道具で沢山釣る』というポリシーを持っているのもあり(笑)今後もしばらくはこのスタイルでやっていくつもりです。
というわけで、今回は熱海の磯のメジナ釣りをレポートしました!
横浜福浦岸壁の夜釣りは何が釣れますか?という質問について。
先日ブログの読者の方から『今度横浜の福浦岸壁で夜釣りをしようと思ってるんですが、夜の福浦では何が釣れますか?』といった質問をいただきました。
その後メッセージでやり取りさせて頂いたのですが、調べてみれば福浦の夜釣りについてネット上にあまり有益な情報が出ていません。というわけで今回シェアした内容をここにもアップしておこうと思います。
定番はタチウオ、アジ。しかしオススメはしない
福浦岸壁の夜釣りと言えば、まず一番初めに思い浮かぶのがこのタチウオ、アジを狙う釣りです。私は年に何回も福浦に足を運びますが、夜に現れる釣師の殆どが、タチウオ、アジのどちらかを狙う人達です。
しかし、結論から言うと私はこれらのターゲットをオススメしていません。理由は、『群れが回ってこなければ頑張っても一匹も釣れない』という運の要素が比較的大きい釣りの割に、ターゲットの回遊自体がそこまで多くはないからです。
『毎日必ず回遊がある』と言えるほどのスーパー高ポイントならまだしも、(もちろん年にも寄るが)福浦は毎日たくさんの回遊魚が上がる場所ではないので、頻繁に福浦岸壁で釣りをする方でなければ、リスクの高い釣りとなります。
福浦岸壁の夜釣りは、カサゴ、メバル、メジナで決まり
福浦の夜を釣るなら、ボウズの可能性を極めてゼロに近付ける事ができるカサゴ、メバル、メジナをオススメします。これらの魚は回遊魚ではないため比較的安定的な釣果が望めるだけでなく、以前にこのブログで紹介したスプリットイソメ釣法を使えば3種を同時に狙う事ができます。
(福浦を含めた横浜エリアでの釣果)
やり方次第では一晩で20匹以上の魚を釣りあげる事も可能、福浦はこの3種の魚影が非常に濃いです。
メジナは夜になると劇的に警戒心が薄れる
カサゴやメバルは夜に釣れるターゲットとして有名ですが、メジナは夜になると劇的に警戒心が薄れる傾向にあります。昼では絶対に食ってこない様なバレバレの仕掛け(ハリス極太の同付き仕掛けなど)にも、夜には結構な頻度で食ってきます。
(夜は高確率でメジナが混じる)
スプリットイソメでメジナを仕留めたいのなら、仕掛けに使うガン玉を小さくし、スローに落としていくのがポイントです。メバルやカサゴは比較的『ストン』と餌が落ちても食ってきますが、メジナはユラユラと浮遊する様に落ちていくモノに反応します。
ちなみに実は私、般的なウキを使ったメジナ釣りは一度も経験がありません。じっと待つのが苦手なので、ウキ釣りは全くと言っていいほどやらないんです(笑)メジナを釣るときは、夜のスプリットイソメばかりです。
餌取りが少ないからこそ、福浦岸壁の夜釣りはイソメが力を発揮する
夜になるとカサゴ、メバル、メジナの最適な餌としてアオイソメが効果を発揮します。アオイソメは比較的どの魚にも通用する万能餌なので、『餌取りの大好物』という難点を抱えています。しかし福浦の夜はベラなどの餌取りが完全にいなくなる傾向にあるので、この問題をクリアできるのです。
唯一、夜に活動的な餌取りとして福浦には『ハゼ』がいますが、ハゼはベタ底にいる外道なため、どちらかというと本命のカサゴ、メバル、メジナが先に食ってくる事の方が多くなる。だから、餌取りを気にせず超デッドスローで隈なく探っていく事ができます。
詳しい釣り方については以前の記事http://kishitsuri.hateblo.jp/entry/1889569に掲載しています。横浜福浦岸壁の夜釣り、ぜひお試しあれ!
熱海港でカワハギ釣りやってみました。
最近はジグサビキで青物を狙うことが多くなっていたので、たまには違う釣りをしようと熱海港のカワハギを狙うことに。そういえば以前ジェット天秤仕掛けにアオイソメを使ってカワハギ数枚を上げている方がいました。『数枚ってことは偶然ではないはず!』と、そんな感じで熱海港のカワハギ調査に出撃!
(朝7時に熱海港へ到着)
すっかり日が明けてマズメの時間を逃してしまいましたが、到着後とりあえず小型天秤仕掛けに2センチほどにちぎったアオイソメを装着、釣りを開始しました。
釣り方はいたって簡単、まずは沖に向かって20メートルほど遠投、そこから10秒に50センチほどの超デッドスローペースでボトムを引きずって来るだけ。
熱海港は手前5メートルほどに入っている小型の根を除けば、おおよそ海底は砂底です。ズルズルと仕掛けを引きずって来ても根掛かりすることは殆どありません。
そんな感じでボトムを丁寧に探っていると、メゴチ、ササノハベラ、ネンブツダイがすぐさまヒットしてきました。魚影が濃いポイントだけあって流石に餌取りも多い。それでも、『数を釣れば本命も混じるだろう』と、今回は作戦を変えずに根気良く釣り続けることに。
餌取りと格闘しながら釣り続けると、ようやく中型のカワハギがヒット!やはりいますね。大体カワハギっぽいアタリが出る場所がわかってきたので、そこを集中的に攻めていきます。
その後2時間ほどの釣行でキープサイズのカワハギを3匹ゲットすることができました。リリースした外道は18匹ほどでしたが、6匹に1匹の割合でしたら十分に合格点でしょう(笑)
(釣果はカワハギ3匹!)
熱海港のカワハギについて
熱海港のカワハギを本格的に狙ったのは初めてでしたが、このポイントは青物などを狙うカゴ釣師の仕掛けに大型のカワハギがヒットするシーンをよく目にします。
また、防波堤の壁キワにコマセを巻くと必ずと言っていいほど小型〜中型のカワハギが餌をついばみに来たり、ジェット天秤を使ったキス釣りの仕掛けに多くのカワハギがヒットすることもあり、やはり
熱海港のカワハギはかなり魚影が濃い。
と言えると思います。
今回はアオイソメを使ったカワハギ釣りとなりましたが、アサリを使った専門的な釣り方などを熟知している方ならば、1日で10枚以上のカワハギを釣りあげることも可能なのではないでしょうか?
カワハギ釣師の皆さん、熱海港はオススメポイントですよ!
小山臨海公園&熱海マリーナで青物釣り(カマス)
熱海周辺のファミリー釣り場として、なかなかオススメなのが小山臨海公園、または熱海マリーナ周辺の堤防です。この釣り場は、堤防にそって丁度いい高さの手すりが付いており、ファミリーでも安全に釣りをする事ができます。
(小山臨海公園&熱海マリーナ)
この小山臨海公園&熱海マリーナへ、先日サッカースクールの子供達と一緒に五目釣りに出かけてきました。この日は天気も良く参加者みんな魚を釣りあげることに成功!
このポイントのターゲットは青物からカサゴ、ベラ、メバル、メジナなどなど、青イソメをつけてとりあえず沖へぶん投げれば、『必ず何かしら釣れる』と言うほど魚影の濃いエリアです。
(最年少の子の竿にもヒット!)
小山臨海公園の裏には小型の磯が点在しています。これらの岩も低く平らな場所がほとんどなため、小学生くらいであれば問題無く魚釣りが楽しる釣り場です。
(小山臨海公園の裏の小磯)
ここでは、為にし岩の隙間にカニマンションを差し込んでおいたのですが、帰り際に覗いてみると4匹のショウジンガニが入っていました(笑)
ショウジンガニは専門に狙う人が少ないですが、味噌汁にして食べるとめちゃめちゃうまいターゲットですよ。私の場合は、手製のひっこくりを使ってテトラの間に潜むショウジンガニを狙います。
日を改めて、早朝出撃してみた。
ファミリーフィッシングを終え、この場所をもう少し調査しようと日を改め再び同じエリアに出撃してきました(笑)
『今回は熱海マリーナで本格的に青物狙ってみるか!』と、朝5時半からジグサビキを投げに行ってきました。周りにはカゴ釣師が数人、やはりここも青物の回遊はあるようです。
肝心の私の釣果は1時間でカマス5匹。熱海港のカマスよりはやや渋めでしたが、他の方の話ではこの場所もやはりコンスタントにカマスやイナダが入ってくるようです。時間がある時に、今度本格的に調査行ってみます!
(本日の釣果)
今回は5匹だけだったので、いつもみたいに調理法を分けず全て唐揚げにしました。
おしまい。
台風後の熱海港で青物釣り。久々のカマスきました!
台風21号が過ぎ去り、『久々に熱海港の様子でも観に行こう』と、行きつけの宿に前泊して早朝から熱海港へ。
台風21号が直撃した熱海港、10年前の台風では死者が出た様ですが、今回の台風もなかなかの威力だったのでやはり施設が相当破壊されていました。
(台風2日後)
写真では多少の土砂が残っている程度ですが、台風当日は釣り施設の自販機が数十メートル流され、施設の手すりも破壊されてしまったらしいです。この影響で施設内はしばらく立ち入り禁止、釣り人の皆さんは釣り施設の横にある防波堤で釣りをしていました。
私は普段から釣り施設内を使うことは少ないのですが、普段あら施設を使っている方々が一気に外側の防波堤に集結したので、釣り場時は平日午前とは思えないほどの大混雑(笑)いつもの様に派手に投げまくる釣りはできません。
とりあえずジグサビキをつけて正面のスペースへ遠投、この日はこれを1時間半ほどやっていました。
(釣果)
海は少し荒れ模様だったものの、早朝からカマスは良く釣れました。トータルで12匹の釣果。
この日の釣り方
釣り場に入った時、周囲の釣り人の釣果が悪かったので、『同じ攻め方をしてはだめだ!』と、ジグサビキのフックをとって、ベタ底付近を徹底的に探ったのが良かった様です。
下が岩になっているエリアでも回遊魚はたくさん泳ぎ回っていますので、ジグのフックを取り外し、底を引きずる様にジグサビキを使うのも、一つの戦術として持っていると釣果を助けてくれることがあります。ジグをダウンショットリグの様に使うイメージ。
青物が少ない時は、上から下まですべての層に丁寧に仕掛けを通すこと。これが少ない魚を拾うポイントです。是非皆さんも『さかな、居ないかな?』と思った際はお試しあれ!
長浜海水浴場横の多賀新堤防でのキス釣り
今日は少しカマスをお休みして、熱海市上多賀にある多賀新堤にてキス釣りにをやってきました。
(長浜海水浴場から伸びる多賀新堤からの景色)
このポイント、以前にジグサビキで底を探り、ボトムが砂地である事はわかっていたので『キスも必ずいるはず』と、ジェット天秤にアオイソメをつけて遠投!底をゆっくりと引きずってくると、すぐさまアタリが。
上がってきたのは何とエソ。エソは沖にいるイメージが強い魚ですが、こんな岸近くも泳いでいるんですね。
(ファーストフィッシュはエソ)
怒涛の外道ラッシュ!
このポイント、投げれば投げるだけアタリがあります。その後も毎投何かしらの反応が、そして次に連れてきたのはこちら。
ササノハベラ
なるほどな〜魚は釣れるが本命の気配なし(笑)とにかく『魚を釣りまくれば必ずキスも混じるはず!』と、根気よく釣り続けます。
次に上がっていたのはこちら。キタマクラ、、、、、
食べたら死ぬと言われている猛毒を持つ魚、即刻リリース。さらに続いたのはウルメイワシ
仕掛けを巻き上げる時に食ってきたので、おそらく餌の取れたカラバリの光に反応したのだと思われます。
(カラバリにかかったウルメ)
なんだかんだでとりあえず入れ食ってはいるんですけどね、、、今のところキープなし、、、、
そして次なるアタリ、、、、アイゴでした。
その後もササノハベラ、キタマクラを数匹追釣しまくりましたが、結局本命のキスは現れず、1時間半ほどでイソメが尽きて竿納となりました。こんだけ釣れているだけに悔しい。
長浜エリアはファミリーフィッシングにおすすめ
今回キス狙いの釣りをしてわかった事は、エサ取りが多いためキスの確率は高くないものの、アオイソメを投げれば必ず何かしらの魚は釣れてくる。という事です。
キスやイシモチなどを専門に狙うのは難しい釣り場ですが、『とにかく魚が釣りたい!釣らせたい!』という方には超おすすめの釣り場です。毎投必ず何かしらの反応を得る事ができますので、お子さん連れのファミリーフィッシングなんかには最適な釣り場。
ただ、釣り場の手すりの前にはテトラが積んであるため、『安全な堤防から釣りたい』という方は長めの竿を持っていく事をおすすめします。(4メートルあれば十分)
それでは今日はこの辺で、今回は長浜海水浴場横の多賀新堤防でのキス釣り(釣れてないけど)のレポートでした!
熱海港にウルメイワシがやってきた!
最近は忙しいのもあって、宿から近い熱海港で釣りをする機会が増えています。ターゲットは短時間でも多くの釣果が期待できる回遊魚である事が多く、特に最近はカマスをよく釣っています。
最近の熱海港はとにかくカマスの調子がい良いです。夜明けと同時にスタートして、一時間もあれば10匹以上の魚をゲットする事ができます。
とは言っても、やはり毎回同じ魚ばかりではどうやったって‘‘飽き’’が来るもの、『そろそろ新しい釣り物を探すか』ということで、今回は針のサイズを少し落として、イワシ、アジのリサーチです!
基本的な釣り方はカマスと同じ
釣り物を変えると言っても、イワシ、アジを狙うなら基本的な釣り方はカマスと同じです。もちろん、カマスとは大きさが異なるため、針のサイズやハリスの太さは変える必要がありますが、『ジグサビキ、投げサビキで狙う』という点においては変わりません。仕掛けを思いっきり遠投して、しゃくりながら手前に寄せてくる釣り方です。
今回選択した釣法はジグサビキでなく投げサビキ。選択理由はダイソーで買いだめしておいたメタルジグを切らしていからです(笑)
釣り場に向かう途中、熱海の釣具店でナス型オモリを購入し、ダイソーのサビキに装着して遠投します。
開始5分、早速カマスとは違う小刻みなアタリ!ウルメイワシが釣れてきました!近くでコマセを撒いていたおじさんにイワシがかかっていたので、『群れが来ているぞ!』と即座に小型サビキを投げ込んだのが功を奏したようです。
(今シーズン初のウルメイワシ)
イワシの群れはカマスやイナダと比べても大型であることが多く、一度群が入ってくると、数時間連れ続けることがよくあります。
この日も、やはり入っていたのは大型の群れ、魚がかかってもすぐには巻かず、しばらくその場を泳がせることで2匹目、3匹目と、鈴なりにイワシを仕留めることができます。
釣りを開始して1時間で『もうイワシはいいかな』というくらいの釣果を上げることができました。
(すぐに30匹をゲット!)
もうウルメは十分なので、いつも通りの『カマス』を追加して帰ることに。カマスは家にもまだストックがあるので、数匹釣れば十分、『5匹釣れたら帰ろう』と、大型サビキに変えて遠投します。
『すぐに釣れるかな?』と思っていたけ、全くアタリなし、、、、やはり早朝の1時間をすぎると、ガクンと群れの数が減るようです。時折小さなアタリはあるのですが、おそらく先ほど釣っていたウルメイワシのアタックでしょう。針が大きすぎて掛かりません。
ならば、『群れが来るまで止めねーぞ』と、釣れるまで無心で投げ続ける作戦です。この釣りは群れが来るまでの‘‘辛抱の釣り’’でもあるので、釣れない時は何も考えず、ひたすら投げてしゃくってを繰り返すのみ。
それから1時間、ようやく目的のカマスが掛かりました。『ついに来た!!』とテンション上がったのもつかの間、この群れはどうやら小型の物だったらしく、3匹を追加した後、ピタリと食いが止まってしまいました。
『もう2匹くらい、、』と30分ほど粘ってみましたが、一向に群れが通る気配がないのでここで竿納。最終釣果はウルメイワシ34匹、カマス4匹、ムツ1匹でした。
(最終釣果)
熱海のウルメイワシの刺身
家に帰った後、今シーズン初のウルメを刺身で試食。やはり熱海の海で取れたウルメ、めちゃくちゃ美味い。
(ウルメイワシの刺身)
今シーズンの熱海港はまだまだウルメのこう釣果が続きそうです。沢山釣れて味も最高、皆さんも是非熱海のウルメイワシ釣りに挑戦してみては?おすすめです。