岸釣りインテリジェンス

増えすぎた情報と道具の森に迷い込んだ現代の釣り。今一度本質に立ち戻り身軽になれば、釣りの本当の楽しみ方が見えてくる。

移転しました。

約3秒後に自動的にリダイレクトします。

多賀新堤の釣り。カマス、カワハギ、シマダイ、トータル十数匹

今日は朝まずめに間にあわせるべく、朝5時に熱海港から上多賀にある多賀新堤へ移動、やはりどのターゲットも夜が明けて最初の1時間が一番釣れますからね、多賀エリアも例外ではないはず。

(朝のリアルゴールドは意気込みの証)f:id:ryotadohi:20170926041621j:plain
多賀新堤に到着し、まずは前回も使用した自作サビキにメタルジグを組み合わせたジグサビキで探ります。今回は一等目から良型のカマスがヒット!すでにカマスの群れが目の前に来ているようです。

(硬直後の撮影ですが一匹目)f:id:ryotadohi:20170926041819j:plain

この後も次々と良型カマスが続きます『今日の群れは大型が多い!』とテンションが上がったのは良いのですが、サビキのハリスが細すぎて、なかなかの頻度でハリスを切られてしまいます。ガツガツっと大きなアタリが出て、数秒ファイトしたらフと軽くなる。上げてみたらサビキの数が減っている(笑)そんな感じで、手返しのテンポが遅くなってしまいロケットスタートはならず。最初の群れで20匹くらいのチャンスがあったんですがね、結果的には9匹となってしまいました。もったいない!

続く第2の群れ

15分ほどノーヒットが続いた後、再びカマスの群れがやってきます。今度は中型&小型が入り混じった群れ。すぐさま大きなサビキに付け替え、中型以上のサイズのみを狙います。

針を大きくしても小型カマスは混じりますが、やはり割合は大型魚が多くなってきます。結果的に、この第2の群れで7匹のキープサイズカマスをゲットすることができました。

その後アタリはピタリと止み、30分ほど全く反応がなかったので、エサ釣りへ変更することに。

とりあえずアオイソメを落とす

多賀新堤の魚種を正確に把握していないため、とりあえず小さなガン玉を一つ打って、スローにアオイソメを落とします。すると、即座にコツコツとしたアタリ、魚が小さいのか、小さな口の魚が突いているのか、なかなか針にかかりません。

『まずは魚種を確認することが重要』と、針のサイズを一気に落とし、再び落としこんでみると、、、ようやく乗りました!

連れてきたのは小型のカワハギ、ここにもやはりカワハギがいました。上多賀だけでなく、熱海全体カワハギの魚影は非常に濃い。

(カワハギ)f:id:ryotadohi:20170926070857j:plain

この後も、カワハギが2枚釣れたので『次はデカカワハギだ!』と、さらに気合を入れてどんどんアオイソメを落としていきましたが、上がってきたのはこの魚、シマダイでした。

(シマダイ)f:id:ryotadohi:20170926071202j:plain

シマダイは型の割りに身の量が多い魚なので、これくらいのサイズでも十分刺身を取ることができます。シマダイは石鯛の幼魚なので、もちろん味は絶品です。様々な釣法の外道として釣れる魚、皆さんもシマダイが釣れた際はぜひ試食してみてください。

(今回の釣果)f:id:ryotadohi:20170926071605j:plain

 今回の釣行はここで終了、終わってみればカマス、カワハギ、シマダイの3種をゲットすることができました。熱海市上多賀にある多賀新堤、ここも素晴らしい釣り場です。

シマダイ、カマスを調理

試食編です。

私は刺身が好きで釣りをやっているようなものなので(笑)毎回釣った魚はおおよそお刺身にして食べています。先ほど紹介したシマダイ、その刺身がこちら。

(シマダイの刺身)f:id:ryotadohi:20170926071906j:plain

下はカマスの刺身。

(カマスの刺身)
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余ったカマスは、塩役にしてお茶ずけに。

(カマスのお茶ずけ)f:id:ryotadohi:20170926072054j:plain

せっかく釣り上げた魚たち、今後もいろいろな料理に挑戦していきたいですね。















上多賀の長浜海水浴場での青物釣り。カマス、イナダも現る。

 

前回作成したオリジナルサビキを使っての釣行、今回は最近マイブームの熱海港から少し離れて、上多賀エリアに位置する長浜海水浴場での青物釣りに挑みます。

(前回作った自作サビキ)f:id:ryotadohi:20170924143330j:plain
このポイントは長浜海水浴場から両横に伸びた長い堤防で、多賀新堤とも呼ばれている。シーズン中には青物のナブラが頻発している高ポイントであり、夏にはここからキスを釣ったり、釣ったキスを餌にマゴチを釣ったりもしました。今回は自作のオリジナルサビキを試すべく、この堤防から青物を狙います。(多賀新堤の青物は初めてなので、期待は膨らむ!)

釣り場に着いたら早速仕掛けを投げ込み、いつもと同じ要領でしゃくってアタリを待ちます。今回も数投目でカマスがヒット!今シーズンはカマス絶好調です、今月は毎回カマスが釣れてくる、しかもサイズも上場!

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この日は大きな群れの回遊があったらしく、ここから10匹ほど連続ヒット、上多賀のポイントで青物を狙ったのは初めてですが、ここもなかなか良い釣り場のようです。

イナダ現る

十数匹目のカマスがヒットしたところで、すべての針に魚をかけるべく少し待ってみると、グンッという巨大なアタリ、かかった瞬間沖に向かって爆走を始めました。まるで鯉がかかったような引き、ハリスが2号なのでゆっくりと時間をかけて引き寄せます。

目の前まで引き寄せ姿を見せたのは50センチは有ろうかというデカイナダ!
タモを持っていなかったため抜き上げるしかありません。ゆっくりと波を使い助走をつけて『ブン』と陸地に抜き上げた瞬間、

ブチッ

っと切れて、海に戻って行ってしまいました、、、、

まぁ今季の仕掛けじゃしょうがないですね、長浜海水浴場はまぁまぁの高さがあるので、テトラに入ってランデングするしかありません。今度タモを買って行こうかな。(荷物が増えるのでタモが嫌い)

気を取り直して再びジグサビキを投げ込むと、再び連続ヒット!やはりカマスです。この後30分ほど群れが私の前にいてくれて、合計25匹のカマスを釣りあげることができました。

(最終釣果25匹)f:id:ryotadohi:20170926021629j:plain

自作サビキのテストとしては上々な釣果、今度はカマス以外の魚も釣りたいですね。特にイナダ、次回はしっかりランデングしたいと思います。


青物用手作りサビキを自作してみました。

最近は熱海エリアの青物釣りにはまっているので、今回は仕掛け代の節約も兼ねてジグサビキに使っているサビキを自分で作ってみることにしました。

私の場合、魚が底付近を回遊していると踏んだら根掛かりを気にせずガンガン底を探るタイプなので、仕掛けを失うことが多くなります。高いサビキを購入して根掛かりを避ける釣りをしていてはどうしても釣果が落ちてしまいますからね。

安価な自作サビキを使えば、そういった面でも有利に釣りを進めることができます。

『手作り』と言っても、ウェブ上で紹介されているような本格的なパーツ、素材を使ってサビキを作る必要はありません。青物の釣りで大切なのはまず遠くかの群れにも見える仕掛けを使うこと。何かしらの光る素材が使われていれば十分な釣果が見込めます。

例えば、今回私が使った反射素材は鯖皮と、カップラーメンのスープが入っていたシルバーのビニールです(笑)

(ラーメンのスープ袋)f:id:ryotadohi:20170924142605j:plain
光を反射させる作用があれば素材はなんでも大丈夫です。専用のシートも効果は同じですので、わざわざ高い物を買う必要は全くありません。

(鯖から皮を剥がし、ドライヤーで乾燥させた物)f:id:ryotadohi:20170924142606j:plain

鯖の皮はシルバーが不自然に光すぎないよう、白濁りのカバーのつもりで使っています。

サビキに使う針はなんでもいいのですが、最近んお熱海エリアはカマスの回遊が多いので、カマスの口に合わせて細長いつけ以上の針をチョイスしました。

こんな感じの針ですね。

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作り方は至って簡単で、ハリスを結んだ針の上から三角に切った皮をかぶせて手頃な糸で縛るだけです。最後に縛った部分に瞬間接着剤を垂らしておけばより頑丈になります。

(完成品)
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鯖皮を折りたたみ、中にシルバーのビニールが挟んであります。鯖皮を通してシルバーに光が入るため、不自然な『反射しすぎ』を防いでくれます。

慣れてくれば一個あたり3分くらいで作成できるようになるので、暇なときにこれを数十個程度作っておけばサビキにかかるお金は三分の一くらいになるし、根掛かりを恐れずガンガンすべてのタナを探ることができます。

というわけで、早速この手作りサビキを使って青物釣りに出かけてこようと思います。釣果はまた後ほど!



熱海港海釣り施設でカワハギ、ワカシ、ソウダガツオなど。

前回の夜釣りから夜が明け、いよいよ本番の朝、海釣り施設に入ります。(施設の開園は午前6時から)

ここで狙うのはいつも通り、やはりイナダやカマス、ソウダガツオといった青物類。入園後すぐにジグサビキ仕掛けを組み投げ込みます。

数投目、いきなり『ガツンッ!』という大きなアタリ!上がって来たのはなかなかのサイズのソウダガツオ。まだ始まって5分足らず、幸先の良い出だしです。

即座に血抜きをして再び釣り始めます。が、この一匹を境にピタリとアタリが止まる。どうやらさっきのは小型の群れだった様で、血抜きをしている間に周囲の釣り人(カゴ釣り)にもアタリが無くなってしまいました。

『血抜きを後にすればよかったな、、、』と後悔しても遅いので、サビキを少し小さめにしてイワシ、アジ等の小型魚にも対応できる様仕掛けに幅を持たせることに。

魚が少ない時、誰にでもできる工夫の一つに、対応魚種の幅が広い仕掛けを使用する。というものがあります。特に、回遊魚をターゲットとする場合、そこに今魚が居るか居ないかの是非がわかりやすい。周囲の釣り師にもアタリが無い場合、粘ってもこちらの釣れる可能性は高くはありません。

そんな時は、対応できる魚種の多い仕掛けに変えることで、本命と並行して嬉しい外道も一緒に狙うことができます。

使ったのはダイソーの100円サビキ

アジ、イワシを同時並行して狙うべくチョイスしたのはダイソーで扱っている100円サビキ。

(画像は引用です)f:id:ryotadohi:20170924112113j:plain

引用した画像はハリスが1号となっていますが、今回使ったのは1.5号のハリス。1.5号あればソウダやワカシなどがヒットしてもタモがあれば取り込みができます。(さすがに抜き上げは難しい)

ダイソーサビキを装着したジグサビキでアジ、イワシ、ワカシ、イナダ、ソウダ、カマス等の回遊をひたすら待ちます。これだけ幅広い魚種に対応できれば、何かしらの群れの回遊はあるはず!

そんな感じで、ノーヒットが30分ほど続きましたが、ようやくジグサビキに何かがヒット!鋭く小刻みなこの引きからして、、、、、

やはりカマスでした。

まだまだ大型ではありませんが、今年はカマスが多いみたいです。後1〜2ヶ月もすれば大型カマスの入れ食いが楽しめるかもしれません。カマスに限らず、青物は皆成長が早いですからね。

この群れの回遊では小型カマスを6匹ほどキープ、群れのサイズが小型だったためすぐにどこかへ行ってしまいました。また30分もアタリが無かったら微妙なので(笑)とりあえずジグサビキ仕掛けは横に置いておき、持参したアサリ餌で足元を泳いでいる『カワハギ』に狙いを変更することに。

餌釣りの部

釣り方はいたってシンプル、足元にアサリをつけた同付き仕掛けを落とし込んでいくだけ。20秒ほど待ってアタリがなければまた歩くといった作業を繰り返します。下に魚切れば食ってくるので、感覚はテトラの穴釣りと似ているかも。

落とし込み始めて数ヶ所目、小さなアタリが上がってきたのは、、、、

(ハコフグ)

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『お前かーい』という一言と同時に海へリリース(笑)全く引きが無かったのでこ『いつかな?』という予感はしていたんですが、まぁ気を取り直していきましょう。

次に上がってきたのはデカカワハギ!

おお!ようやくまともな魚が釣れてくれた!しかもかなりでかいです。こいつはうまそうお持ち帰り決定!

(カワハギ)f:id:ryotadohi:20170924114251j:plain

さらにこの後シマダイを追釣して、今回は竿納となりました。 

今回はなかなか渋かったので、夜からいろいろ釣り方を変えての対応。あれやこれやと試行錯誤した甲斐あって、終わってみればそこそこの釣果。

(ソウダガツオ、カサゴ、オコゼカワハギ、カマス、シマダイ)f:id:ryotadohi:20170924114624j:plain

今回の主役はなんといってもこのデカカワハギ!肝もなかなか詰まっていて美味しい夕飯となりました。

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(カワハギの肝)f:id:ryotadohi:20170924114747j:plain

(オコゼの刺身)f:id:ryotadohi:20170924114840j:plain


そんな感じで熱海海釣り施設での釣りは終了!次回は何を釣りに行こうかな。

熱海港で夜釣り。メバル、カサゴなど五目狙い!

最近は熱海港周辺での釣りにはまっています。今回はさらに気合を入れて、前の日の晩からスタンバイすることに(笑)

と思ったら昨夜はなんと熱海の花火大会!!夜の8時頃に熱海入りしたのですが、すでにかなりの混雑状況、、、、『花火なんてうち上がったら魚が散ってしまう!!』なんて心配をしつつ、せっかくなんで車の中から花火を撮影。

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なかなか綺麗に取れましたね。まー綺麗なのはいいのですが、この打ち上げ場所はまさに『熱海港』のど真ん中、車に振動が伝わるレベルの爆発音が響き渡ります、、、以前お会いした漁師さんが言っていたのですが、花火大会の翌日は魚が沖に散ってしまい、魚が激減するそうです(ファーッック)

『これはヤバいんじゃないか』なんて心配をしながらも、夜が明けるのを待ちきれず、せっかくなのでアオイソメを使った夜釣りもやってみることに(笑)ただ待ってるだけじゃつまらんですしね。

花火大会の直後、、ならばココか!

釣りを始めたのは、花火が終わって3時間ほどしか経っていない熱海港、以前お話しした漁師さんの話が本当ならば、

回遊魚系は沖。
根魚系は障害物の奥深くに。

沖に逃げた魚はどうにもなりませんが、障害物なら狙えます。というわけでまずは目に付いた障害物目掛けてアオイソメを投入。

すると一投目からアタリ!すかさず合わせて上がってきたのは、ネンブツダイでした(笑)『ちい』と気を取り直して同じ場所に再投入、数等探りを入れると今度はカサゴ!が釣れました。

(壁際に張り付いていた一匹)f:id:ryotadohi:20170922111539j:plain
花火の後でも、あんまり活性は落ちていなさそうです。普段から隠れている魚だからあまり外の状況は関係ないのかな?と、ヘッドライトで岸壁沿いを照らしながら歩いてみると、岸壁にぴったりと数匹のメバルが張り付いていたり、カワハギやアイゴの姿も見えました。

『メバルもいるなら!』とさらに気合が入りアオイソメを投げまくります。熱海港の夜釣りはあまり経験がないので、魚類調査も兼ねての釣り。アオイソメはだいたいどんな魚も食ってくれるので、五目釣りや魚種の調査にはもってこいです。

そんな感じでどんどん進んでいくと、再びカサゴがヒット!今度は少しサイズアップ。f:id:ryotadohi:20170922111544j:plain
最近はちょっとカサゴに飽きたのもあり今日は別の魚も欲しいところ、カサゴなら磯場に行ったほうが大型の物が釣れますしね。『メバル釣れないかなー』と、テトラ周りを中心にイソメを落としていくと、

再び何かがヒット!

上がってきたのは狙ったメバルではなく、オコゼでした。

(オコゼ)f:id:ryotadohi:20170922111846j:plain
多分熱海でオコゼを釣ったのは私自身初めてじゃないでしょうか?想定外の一匹でしたがグッドサイズをゲット!

そんな感じで、夜の部はこれにて終了、今回本命は早朝の青物であるモノの。ウォーミングアップには上出来な夜釣りとなりました。朝の釣りも頑張ろう!

(3匹まとめて撮影!)f:id:ryotadohi:20170922112245j:plain

 さぁこの後は本命の早朝フィッシング、次の記事に続きますよ!

熱海港で五目釣り!釣果報告。

先日、熱海港でコマセを巻いている方の足元に、大量の魚達が集結しているのを目撃したのを思い出し、私も余ったコマセを内側防波堤の足元に巻いてみました(笑)

すると、メジナ、クロダイ、カワハギ、シマダイ、アイゴ、マダイなど、5分も経た無いうちに海面は小魚パラダイスに(笑)『まじか!!』とすかさずサンドイッチに挟まっていたハムを餌に、小物釣りの仕掛けを落としてみました。(本当はもう帰るつもりだったけど)

足元は巻いたコマセでバーゲンセール状態になっています。そこに餌を落とせばすぐに寄ってくるのですが、小さな魚が多すぎてなかなか針に掛かりません。毎回餌だけを取られる。

それならば!と、今度は針を小さくし、『餌を加えたら針も口に入らざるを得ない』状態にしてサイド投入、するとようやく小型のカワハギがヒット!

(カワハギ)f:id:ryotadohi:20170917011716j:plain

上がったのはサイズでしたが、コマセに寄ってきた魚の中には大型のカワハギもかなり混じっていました。さらに技術を高めればこの釣り方でも大型カワハギも狙えそうです。

そして続いたのはアイゴ(バリ)。この魚は熱海周辺には非常に多く生息している雰囲気があります。防波堤沿いを散歩していると、目にする機会が多いですから。

(釣れてきたのはなかなかいいサイズ)f:id:ryotadohi:20170917012048j:plain

ハムでの五目釣り面白い!しかもコマセで浮かせた魚を釣るわけですから、魚が餌を食う瞬間も鮮明に見ることができます。これなら子連れのファミリーでも簡単に魚をゲットすることができるでしょう。すかさず友人家族にも連絡(笑)

そして釣り再開、続いて上がってきたのはシマダイ

(シマダイ)f:id:ryotadohi:20170917012346j:plain

確かに、熱海港は石鯛のポイントとしても知られています。この日コマセに集まる魚の半数くらいはこのシマダイでした。これだけ幼魚がいれば、それも納得ですね。

この日は五種達成を目指していたのですが、釣れてくる魚が被りまくってなかなか魚種が増えません(笑)『あと一種でいいから釣りたい!!』と粘りたかった所で餌のハムがなくなったため竿納に。

いやぁ、熱海港はまだまだ可能性が果てしない。

この日は五目達成はならなかったものの、コマセに寄ってきた魚はメジナ、クロダイ、カワハギ、シマダイ、アイゴ、マダイなど、本当に種類が豊富。

普通一般的な防波堤でここまでの魚種、魚影の高さを維持するのは難しいのですが、熱海港は外との出入り口が数多く存在する特徴的な形によって、豊富な魚の入れ替わりを実現しています。

今後この釣り場でどんな魚と出会えるのか?サビキ、ルアー、落とし込み、投げ、ウキ、全ての釣法を試してみたいですね。また釣果報告アップします。

それでは!今回はハムを使った五目釣りレポートでした!

熱海港の夜釣り、カマスを狙う。

前回の記事で紹介した熱海港、まだまだ多くの可能性が期待できる釣り場なので、今回は熱海港での夜釣りに挑戦してきました。

まずは情報収集ということで、前回も立ち寄った釣具店『フィッシングワールドセブンエイト』に寄り道、『熱海港で夜釣りしたいんですが、何が釣れますかね??』とどストレートに聞いてみたところ、お店の奥さんから

夜はカマスだよ。

とのアドバイス。カマスは以前江ノ島でも釣ったことがあったので仕掛けは分かります。釣り物が無い場合はメバルなんかを狙おうかとも考えもていたのですが、『カマスが回ってきているなら!』と、今回はキビナゴを餌にカマスを狙うこととなりました。

釣行開始

21時に熱海港に到着、毎週お世話になっている宿、‘‘カオサン熱海’’の予約も済んだので、ここから眠くなるまでカマス釣り開始です。

(今回のポイント)
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今回の仕掛けは電気ウキに一本針というシンプルな仕掛け。これにフィッシングワールドセブンエイトで購入した小型のキビナゴを餌につけ、20メートルほど遠投、カマスの回遊があるまでひたすら待ちます。

釣りをスタートしてすぐにウキが消し込む、『早速か!』とテンション高めでリールを巻き魚をこちらへ寄せていきます。引きの感じとしてはアジやカマス系の小刻みな引き。早速本命ゲットか??と思いきや、抜き上げの際に針から抜けてしまいました。

昼間であれば魚の種類を確認できたのですが今回は夜釣り。しっかりと抜き上げて照らして見るまで魚の種類は分かりません。カマスだったのかな?

気を取り直してアタリがあった付近にもう一度遠投!再びアタリを待っているとすぐに来ました。

今回は慎重に抜き上げ、地面に着地させます。ヘッドライトを点灯させ照らして見ると、本命のカマスでした。『ヨシ!』と一緒に釣りに来ていたメンバーもハイテンション、どうやら私たちの前には小型の群れがいくつか泳いでいるようです。

一匹目のカマスから、おおよそ毎回5分置きくらいにカマスのアタリが続きます。今回は魚がまだ小さいのもあり、針にかかるのはアタリ2回に一回くらいですが、それでもそこそこのペースで釣れてくる。熱海港の夜釣り、カマスの回遊次第では『入れ食い状態』を狙うことのできそうです。

昨夜は21時から23時までの約2時間の釣行となりましたが、トータル15匹のカマスを釣り上げることができました。熱海港は夜釣りも面白い!今の季節は朝、昼、晩、常に何かしらの群れの回遊がある様なので、サビキ、ジグ、ウキ等青物を狙う仕掛けを一通り装備しておけば坊主で終わるといった日は無さそうです。

(今回の釣果)
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ただ、今現在(9月)の段階ではまだか型の魚が多くなるので、一般的な仕掛けよりもすおし針のサイズを小さめにしたほうが針がかりの確率はアップすると思います。魚が大きくなるまでは、針のサイズいくつか揃えておいたほうがいいかもしれません。

以上、今回は熱海港から狙う”夜カマス”のレポートでした。

(釣ったカマスは刺身に)
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